終身保険は万能保険
死亡保険は終身保険と定期保険に大きく分けることができます。
終身保険は、いったん加入すれば保障期間が被保険者が死ぬまで続く保険です。
それに対し、定期保険は保険期間が10年・20年、被保険者が60歳・65歳になるまでというふうに、保障期間が一定期間に限定される保険です。
終身保険は大変メリットが多い保険です。
定期保険など他の生命保険は活用の仕方が限定的で、特定の人や状況において役立つ保険であるのに対し、終身保険は誰にでも向いていて加入して損のない保険です。
終身保険の主なメリットは次の通りです。
- 保障が一生涯続くので、保険金を必ず受け取ることができる。
- 保険料の払込期間は有期であり、一生涯払い続ける必要がない(※終身払込タイプの終身保険もある)。
- 更新がないので、最初に決められた保険料が最後まで続き、途中で保険料が高くなることがない。
- 貯蓄性が高く、後になれば解約したときの解約返戻金が総支払い保険料を上回っている。
- 途中で一部分だけ解約し、その分の解約返戻金を受け取ることもできる。
- その時点の解約返戻金の90%以内で保険会社からキャッシング(契約者貸付)することができる。その際担保の必要が無く(保険自体が担保)、借入金は保険金と相殺することもできる(ただし、借入金の元利合計額が解約返戻金を上回ったら、保険自体が解約となってしまう)。
終身保険のデメリットは、同じ保険金額では定期保険などに比べて保険料が高いところですが、終身保険は定期保険とは違って必ず保険金を受け取ることができる、つまり掛け捨てにはならないのでこれは仕方ないでしょう。
また、終身保険は貯蓄性が高い保険です。
長期間加入していれば、中途解約してもたいてい今まで支払った保険料総額と同等かそれ以上の解約返礼金を受け取ることができるので、死亡保険を兼ねた貯蓄商品としても利用することができます。
また全て解約しなくても、例えば2,000万円の終身保険を65歳時に1,000万円分だけ解約して解約返戻金を老後資金の一部に充て、残りの1,000万円は死亡保険として残しておくといった利用の仕方もできるので、とても柔軟性がある保険なのです。
