生命保険の目的

人はモノやサービスを購入する際、なんの目的も理由もなく買う人はまずいません。
会社に着ていくためにスーツやワイシャツを買い、おなかが空いたりラーメンが食べたいからレストランやラーメン屋に行き、風邪をひいたり胃が痛むので薬を買ったり病院へいきます。
このようにほとんどの商品やサービスの場合、それらを購入することにより動機や欲求を解決したり満足させてくれることがわかっているからお金を出して買うのです。
しかし、世の中には例外があり、生命保険はその代表的なものと言えます。

生命保険に入っている人に、生命保険に加入した理由と目的、さらに加入している生命保険がそれを本当に満たし実現してくれるのか聞いてみるといいでしょう。
人生で家の次に高い買い物と言われるわりには、漠然とした理由、例えば周りの人が皆入っているからとか、知人に勧められたので義理で入ったとか、保険に入らないとなんとなく不安だから、などの理由で生命保険に入っている人が多いと思います。
また、生命保険に対する希望がはっきりしていていても、本人が加入している保険がそれをかなえてくれるものではない(本人はそれを知らない)ケースも大変多いのです。

典型的な例が日本の生命保険会社(漢字系)の主力商品(というかこれしかすすめてきません)である「定期付終身保険定期保険特約付終身保険)」です。
私が最初に入った生命保険もこれでした。
これは、一見終身保険にみえますが、実態は定期保険がメインで終身保険がちょびっとオマケとしてた付いただけの保険です。
例えば、死亡保険金3000万円のケースでは、60才か65才までにあなたが死亡すれば家族は3,000万円を受け取ることができますが、それ以上長生きすれば死亡しても100万円くらいしか保険金がもらえません。

確かにその保険の内容を“よく理解していて”あえてその保険に入るのなら全く問題無いと言えますが、私のように生命保険に関する知識がほとんどなく、他にもっといい保険があることも知らない、つまり他と比較することもできない、選択肢もわからない状態で加入するケースが明らかに多ければ問題でしょう。
この保険のために支払う保険料の総額は、数百万円から数千万円にもなるのです。

若くて独身のうちは、生命保険に入るはっきりとした目的も理由も本人はよくわからないし、それが当り前です。
年輩者・既婚者に比べると、生命保険に加入する必要性が実際少ないからです。
しかも、定期付終身保険は、若い人に限らず加入すべき客観的理由が全く見つからない保険です。
そんなことは生命保険会社は百も承知です。
ただ、保険会社にとって儲けが大きく、保険について詳しくない人に錯覚させて(だまして)売りやすいために主力商品にしているのです(アカウント型・自由設計型保険も全く同じです)。

生命保険に加入する目的とは、誰のために保険に入るのかということと、それは何のためかということです。生命保険の目標は、保障がいつまで続くのかということと、いくら受け取れるかということです。
この目的と目標によって必要な保険の種類と保障内容が変わってきます。
誰もが保険に加入する前には、できるだけ将来安心できるいい保険に入りたいと思っています。
それと同時に、できるだけ保険料の負担が少ない保険に入りたいとも思っています。
しかし、現実には生命保険について自分でよく研究することもせず、一番重要な具体的な保障内容や保険金を受け取れる期間のことは深く考えずに、月々の保険料だけを最重要の検討事項にしてしまいます。
このような、消費者側の生命保険に対する態度の甘さが、生命保険会社につけこまれるひとつの原因になっているのです。


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生命保険は決して難しいものでありません。
しかし、保険の加入や見直しにあたって、自身や家族に必要な保障額や最適な保険の種類を知り、さらにたくさんの保険会社や保険商品の中から、自分にぴったりで保険料もお得なメリットの大きい保険を探すのは、かなり手間がかかる作業です。
最近は、保険ショップや保険代理店がおこなう保険相談サービスを利用する人がとても増えています。
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