生命保険に強く関わる事実
生命保険は将来のリスクを軽減させるために入っておくものだ、ということはほとんどの人が知っています。
リスクを考える上で大切なのは、できるだけ私的な感情を廃し、事実と事実をもとにした確率論で判断することです。
例えば、「生まれた子供がかわいくて仕方ない。この子のためにも、自分がもしもの場合に備えてできるだけ高額の保険に入っておきたい。」というのは自然な感情ですが、これは事実であるとは言えません。
また、自分と同い年の同僚がガンにかかって死んでしまったので、「俺もすごく不安だ。何も保険に入っていないので、すぐにガン保険と死亡保険に入っておかなければ。」と考えるのは、同僚の死という事実にもとづいた感情ですが、確率による真のリスクを十分に考慮して決めなければ、本当のリスク対策にはならないかもしれません。
生命保険を考える上で知っておきたい一般的事実には次のようなものがあります。
- 日本は長寿国である(平均寿命:男性79歳、女性85.81歳 H18年)
- 高齢になるほど病気になる確率が高くなる。
- 高齢になるほど入院期間が長くなる。
- 日本人全体では入院する人は減少しており、入院期間は短くなっている。
- ガンで死亡する人は死亡者の約3割である(死亡原因1位)。
- いわゆる三大生活習慣病(ガン、脳卒中、心臓疾患)が原因で死亡する人は、死亡者の約6割である。
- 医療費、特に老人医療費の増大が社会問題になっている。
- 健康保険加入者の医療費の自己負担率は長期的には上がっていく可能性が高い。また、高額療養費制度が現在の水準でこれからも維持されることは考えにくい。
- 生命保険・医療保険は加入時の年齢が高くなれば月々の保険料が上がり、高齢になるほど上げ幅が大きくなる。
- 生命保険・医療保険は病気持ちや既往歴があると加入できないこともある。
- 日本は少子高齢化が急激に進んでいる。
- 女性や高齢者の雇用は増えていく傾向である。
- 公的年金は支給開始年齢が上がっていき支給額は減っていく見込みである。
