こんな営業員には気をつけろ
生命保険の販売チャネルは、最近は通信販売が医療保険(第三分野)を中心に増えていますが、生命保険会社の営業員を通した対面販売が今でも多数派です。
そして、生命保険の営業員や保険代理店には常に販売ノルマがあるので、自分の営業成績を上げるために、顧客のためにはならない言動を取ったり、法に違反する販売手法で誘ってくる営業員が少なからずいます。
もちろん、顧客の話をよく聞き、顧客のことを考えた素晴らしい保険プランを提案する営業員もいますが、自分の営業成績を上げることだけに汲汲としていて、顧客のことは二の次という営業員の方がはるかに多いのが現実でしょう。
営業員の質を見分ける簡単な方法があります。
保険の設計書や見積書を出した後に、契約を急かさず顧客にじっくり考える時間をくれて、質問にも真摯かつ丁寧に答えてくれるのがいい営業員です。
逆に、早く保険の契約をするようしつこく急かす営業員は、お客のことより自分の営業成績やノルマのことにしか関心がないダメな営業員と言えます。
またダメな営業員は次のようなことをよく言ってきますので、こんな発言をする営業員や保険会社とは一切縁を切ることをおすすめします。
「昔の病気のことは黙っていてもわからないので、告知しなくても大丈夫です。」
これは重大な告知義務違反の勧めであり、もし発覚した場合は保険金・給付金が一切受け取れなくなる可能性があります。
その時になって、「営業員が黙ってろと言ったから」と抗弁しても、後の祭であり不払いは免れません。
この場合告知義務違反者は営業員ではなく加入者自身なのです。
「保険料は私が立て替えますから、とりあえず申込書を出してください。」
保険料の立替や提供は、保険業法により禁止されています。
その営業員は犯罪行為を自らおこなおうとしており、それに乗ったら共犯者になってしまいます。
「ご主人がお忙しいなら、奥様が代わりに署名・捺印して下さっても大丈夫です。」
保険契約申込書の署名・捺印は、契約者本人が必ず自らする必要があります。
代筆で署名した契約は、契約者本人の加入意思の確認が取れていないという理由で、保険金・給付金の不払いの対象となる可能性もあります。
「今ご加入されている保険は古いタイプですから、新しい保険に切り替えましょう。」
医療保険はともかく、生命保険(死亡保険)には基本的に古い新しいはありません。
このように営業員が勧めるのは、現在の保険が予定利率が高い頃に加入したものなので、現在の予定利率が低い(加入者にとって不利な)保険に転換させようとしているのです。
「将来ガンになったらどうしますか?大変ですよ?」
生命保険や医療保険は、将来のリスクに備えてリスクを軽減させるためのものです。
だから生命保険を販売する者は、本来顧客を安心させなければならないはずです。
このように、いたずらに不安を煽りたてるようなことを言う営業員はろくなものではありません。
