避けた方がいい医療保険(無選択型医療保険)

医療保険は、死亡保険以上に健康状態や既往歴に対する診査(加入時)と審査(保険金・給付金支払い時)が厳しく、誰でも加入できるものでは基本的にありません。
そんな医療保険の中で、加入条件が無く誰でも入れることをウリにしているのが無選択型医療保険です。
現在このタイプの医療保険は、通販主体のAJ社、AH社および漢字系のT社などから販売されています。

無選択型医療保険は、病気持ちの方や既往歴のある方でも加入することができますが、生命保険(医療保険)は加入者の健康状態の公平性を原則としていますので、入口(加入条件)が広い分、出口(保険金・給付金の支払い条件)は当然狭くなります。
無選択型医療保険の特徴は次の通りです。

  1. 加入できる年齢が50・55歳〜70・80歳。
  2. 保険期間は5年ないし10年の更新型。
  3. 最長継続期間は80・85歳まで(終身タイプはない)。
  4. 保険料は割高で、更新後は保険料はアップする。
  5. 病気による入院・手術に関しては、保険契約日(第1回目保険料受領日)から90日以内は保険金・給付金が支給されない(90日の不填補期間)。
  6. 保険契約前に発病したり治療を受けていた病気(既往症含む)や、90日の不填補期間内に発病した病気、またこれらの病気に医学上重要な関係がある病気(★)の場合は、保険金・給付金を受け取ることができない。
  7. 6.の場合でも、疾病(給付)保障がはじまった日(不填補期間終了翌日)から2年以上経過すれば、入院や手術の給付金を受け取ることができる。
  8. 1入院の支払い限度日数が短い(45・60・90日)。
  9. 通算支払限度日数が120日と短めの上、更新後に以前の余った分を持ち越すことができない。
  10. 保険期間中に入院や手術が全くなかった場合は、無事故給付金(健康ボーナス)を、入院日額の10〜20倍程度受け取ることができる(無事故給付金のないものもある)。

★例えば、高血圧症とそれに起因した心臓疾患、脳血管疾患(脳卒中)、腎臓疾患や、糖尿病とそれに起因した腎症、網膜症、白内障や、大腸ポリープとそれに起因した大腸がんなど。

以上のように、無選択型医療保険は保険期間が短く、一生涯の保障もきかず(最長80・85歳で終了)、保険料が割高な上、保険金・給付金支払条件がとても厳しいという、誠に加入者にとって不利な保険です。
無選択型医療保険は、これしか他に入れる医療保険が全くないという人以外には絶対おすすめしません。

そんな方には「千客万来」

高齢で過去に大きな病気をしたり、現在病気持ちで医療保険に入りたくても入れないという人には、住友生命の「千客万来」をおすすめします。
千客万来は、加入できる年齢が50〜75歳(一時払なら80歳まで)ですが、保障期間は終身になっています。
1入院の支払い限度日数は120日、通算限度では1,000日と一般の医療保険並の保障です。
千客万来は、無選択型医療保険とは違い無条件で加入できるわけではありませんが、以下の条件であれば現在病気であっても原則加入することができ、すでに発症している病気や治療歴がある病気に対しても保障が受けられます。

  1. 2年以内に入院・手術をしていない。
  2. 5年以内にがんで入院・手術をしていない。
  3. 今後3ヵ月以内に入院・手術の予定がない。
  4. 現在、がんまたは肝硬変と医師の診断または可能性があると指摘されていない。
  5. 公的介護保険の要介護認定(要支援含む)を受けたことがない。

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