医療保険の保障と選び方
医療保険は終身型に決めました。
では、保障内容はどうすればいいでしょうか。
保険会社が設定している医療保険の保障内容(主契約)はおよそ次の通りです。
1. 入院給付金(日額5,000・10,000円のものが多い)
2. 1入院の保障期間(60・120・180日など)
3. 通算入院保障期間(360・730・1,000・1095日など)
4. 手術給付金(5・10・20万円など ※手術の種類によって違う)
基本はこんなところですが、医療保険分野は保険マーケットの中で唯一の成長分野であるため、各保険会社は商品開発にしのぎを削っており、様々なサービスが生まれています。
例えば、生活習慣病やがんに対しては、給付金を増やしたり保障期間を無制限にするなど保障を手厚くしている医療保険や、健康保険ではカバーされない(自由診療)先進医療にも対応している医療保険などもあります。
当然保障が手厚くなればなるほど保険料は高くなります。
しかし、医療保険を選択するときに優先しなければならないのは、保険料の高低よりもその保証内容です。
将来の医療・健康保険制度がどのように変わるかはっきりと予測することはできません。
したがって将来自分が病気にかかった時に、どの程度医療保険でカバーできるかを予測することも困難ですが、(⇒生命保険に強く関わる事実)や(⇒入院期間について)なども参考にしながら、各保険会社の保証内容と保険料を比較し、医療保険を選択してみてください。
医療保険の中には、死亡保障や解約返戻金が付いたものもあります。
このような医療保険はお得に感じられますが、本来これらは生命保険(死亡保険)に付帯するものなので、医療保険に付いていればその分保険料が割高になっていると考えるのが自然です。
解約返戻金について言えば、医療保険は高齢になるほどその必要性が高まるので、他の医療保険へ乗り換える以外には、普通は中途解約をあまり考えません。
したがって、死亡保障や解約返戻金が付いた医療保険を第一に検討する必要性はないと思います。
なお、日本の漢字系生保では、医療保険を単体で販売できないことになっています。
したがって、漢字系生保で販売している医療保険は、医療保障(特約)の他に定期保険等が漏れなく付いています。
そのため保険自体がわかりにくく、保険料も他社の単体医療保険に比べて割高です。
そもそも、死亡保険など他の保険と医療保険ではその目的や性格が違います。
ですから、これらがパッケージなった漢字系生保の医療保険は加入すべきではありません。
おすすすめするのは、外資系の生保や損保系生保が販売している終身医療保険です。
